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症状別治療法3

2008-02-12

非常に久しぶりになりますが、症状別治療法の第3弾です。



「自律神経症状」



今回は病院でも治療が難しい自律神経症状についてです。

自律神経の症状といっても多種多様で、肩こり・耳鳴り・めまい・動悸・睡眠障害・冷えやほてり・倦怠感・脱力感などなど人により様々な形で表れます。

いわゆる自覚症状であるため、その辛さが他人に理解されづらく、また複数の症状が同時に現れることもしばしばです。

病院で検査しても血液の数値などには異常がなく、これといった薬や治療もあまりないようです。

めまいで耳鼻科を受診→

検査で異常なし→

めまい止めの薬を飲むが改善なし→

ひょっとしたら他が悪いのでは→

違う科を受診するがやっぱり異常なし…

といろいろな科を受診(ドクターショッピング)し、結局どこにも異常がなく自律神経失調症と診断される、というケースもよく聞きます。

自律神経というのは皮膚や血管・内臓など体の至るところに分布していて、機能を高める交感神経と鎮静に働く副交感神経からなり、体のバランスをとっています。

このバランスが乱れたのが自律神経失調の状態で、血管を細くしないといけないのに広がったり、消化液を出してはいけない時に出したりと逆に働いてしまうのです。

原因としてはストレス・疲労の蓄積・思春期や更年期におけるホルモンバランス異常などが挙げられ、不規則な生活や運動不足なども要因となります。

中でもストレスが原因として一番多いようです。

治療としては、ストレスを除く・疲労回復・適度に運動して汗をかく、というのがいいのでしょうが、仕事や勉強、育児や子育てをしながらだとこれも難しいものです。

時間がかかるかもしれませんが、なるべく休養をとり、栄養をしっかりつけ、じっくり治していくのが最善ではないでしょうか。



●鍼灸マッサージによる治療

自律神経症状のある方の特徴として…

・睡眠障害があり、頭がウッ血しブヨブヨしている

・後ろ首が堅くなり、目が疲れ頭痛がする

・首の前側が堅くなり、めまいやふらつき・耳鳴りがある

・肩から背中が堅くなり、吐き気や喉のつかえ感がある

・胃腸の調子が悪く、下痢や便秘しやすい

・お腹や手足が冷えている

・動悸がしたり、突然の発汗や寝汗をかいたりする

などがあります。



治療はまず体全体の緊張をほぐすことを第一に考えます。

痛いところだけをほぐすのではなく、手先や足先も刺激し、全身の血液循環を良くします。

その上で目立った緊張をハリやマッサージでほぐしていきます。



●マッサージでの治療

症状にもよりますが、基本的に首・肩・背中の緊張をほぐすことが重点となります。

頭部のうっ血がある場合は仰向けでの頭部マッサージを行います。

胃腸の調子が悪い時などは腹部のマッサージを行います。

手足を入念にマッサージすることも、血液循環を整えるのに有効です。

強いもみ方はせず、心地よい刺激でじっくりとほぐしていきます。



●はりでの治療

マッサージと同じように首・肩・背中の緊張を取ることが重点となります。

・頭痛や目の疲れに対して後ろ首の緊張を

・めまいや耳鳴りに対して首の前側の緊張を

・吐き気や胸のつかえ感に対しては背中を

・胃腸の調子を整えるのに、お腹や腰を

と目立ったこりをほぐしていきます。

さらに手や足にある主要なツボ(手の指のまたにあるゴウコクや膝下にあるサンリ)などを使い全身のバランスを整えていきます。



●コース

マッサージだけよりも、はりを併用したほうがより効果的です。

・はり(50分)

はりがよく合う方におすすめのコースです。

はりで全体の緊張を取っていきます。

最後に軽くマッサージをします。

・全身マッサージ+はり(70分)

全身をじっくりとほぐしてから、気になるポイントにはりを加えていきます。

症状に合わせてマッサージとはりの割合を調整します。

・全身/全身ロング(50分/70分)

マッサージだけでも効果は十分あります。

全身リラックスし、血液の流れを整えることで、自律神経機能が向上します。



コースは症状やハリの好き嫌いに合わせて、いろいろ提案させていただきます。



●補助的な治療

・腹部ホットパック

おへその周りは自律神経がたくさん集まる重要なポイントです。

ここにホットパック(温熱湿布)を加えると非常に気持ちよく、足先まで温かくなります。

気分を落ち着かせたい時や胃腸障害がある時などに用います。

・円皮鍼(えんびしん)

真ん中に長さ1ミリのハリがついたシールです。

痛いポイントやツボを持続的に刺激し、じっくりと効いていきます。

首や肩はもちろんですが、自律神経系のツボが多い背中に張ると効果的です。

・酸素カプセル

カプセルによる自律神経機能改善はかなり期待できます。

体験された方からも

・夜ぐっすり眠れた

・生理痛や生理不順が改善された

・目がはっきりと見えるようになった

・頭痛や喉のつかえ感がなくなった

などの声をいただいております。

マッサージやハリ治療との併用でさらに効果が期待できますので、是非ご利用ください。



●総合的な治療を

自律神経症状は時間をかけ、じっくりと治していくのが最善です。

定期的なマッサージ・はり治療も重要となりますが、休養・運動・栄養とトータル的に考えていくのも大切ではないでしょうか。

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インフルエンザ大流行

2007-12-08

今年はかなり早い時期からの流行のようです。

しかもかなりのスピードで流行拡大しているようですね…。

例年以上に予防意識を高める必要がありそうです。

予防というと「予防接種」が第一に聞かれますが、これを受けていれば大丈夫、というものではありません。

うがいと手洗いを是非とも徹底したいものです。

これだけでもかなりのウイルスを撃退できるようですよ。

さらにインフルエンザウイルスは高温多湿が苦手なので加湿器などもほしいものです。

ウェルケアにも早速加湿器を用意しましたよ。

さらに、殺菌作用の強いアロマオイル(ユーカリなど)も焚いてみようかと検討中です。

風邪やインフルエンザはとにかく予防。

みなさんもご注意くださいね。

症状別治療法2

2007-09-11

「五十肩」



今回は五十肩についてです。

一般的には四十肩とも呼ばれ、40,50代に多く発症することからこう呼ばれています。

肩関節のどこかに炎症が起こっているのが原因で「肩関節周囲炎」というのが正式名称です。

いわゆる使い過ぎ・長年の疲労の蓄積が原因と言われており、ちょうど中年期にピークを迎え発症します。ただし仕事の内容やスポーツによる過度の疲労によってはもっと早くに発症することもあり、また60代以降に起こることもしばしばです。

痛みのパターンは関節の前・横・後ろと様々で、炎症の起こっている部位により異なります。

症状は関節部の違和感から始まり、次第に腕が挙がらなくなり、バンザイができない・髪が結べない・エプロンが結べないなど運動が制限されてきます。また睡眠時に痛みを伴うこともあります。

五十肩の症状は非常に個人差が大きく、違和感のみの人から日常生活に著しく支障をきたす人まで様々です。

●五十肩の治療

一般的な五十肩の場合、初めに痛みが増していく「急性期」があり、その後痛みが固定する「安定期」を経て「回復期」に向かいます。

急性期は痛みが強く、炎症による関節の腫れや熱感が認められる場合があり、この時期は「冷却」と「安静」が基本です。

安定期になり、腫れや熱感がひいたら今度は「保温」と「運動」に入ります。

基本的に炎症に対しては「冷却・安静」が鉄則ですが、それは急性期の時です。時期を過ぎると反対になることを覚えておいてください。

保温には温湿布や寒い時期だとカイロが使われます。またお風呂にゆっくり浸かって血液循環を良くするよう心掛けてください。

運動は自分で挙げるのが困難です。壁をつたって挙げたり、棒やタオルを両手で掴み良いほうの手で挙げる、といった運動が有効です。また、痛いほうの手に重い物をぶらさげて肘を伸ばしたまま肩で回す、という運動も有名です。



●マッサージ・はりでの治療

基本的にはりを用います。

痛みを起こしている筋肉や腱、また患部をかばって緊張している筋肉などを刺激しほぐしていきます。

マッサージに比べ、ピンポイントに患部を刺激できるので、はりを使うことをおすすめします。



●コース

初回は50分の「上半身+はり」をおすすめします。

痛みが強いと、どうしても首や肩も緊張していますので、まずマッサージでほぐしていき、その後患部を中心にはりをしていきます。

2度目以降は30分の「ワンポイントはり」で継続的に、同様の治療をしていくことをおすすめします。

また当院で扱っている「円皮鍼」(シールタイプのはり)で持続的に刺激するのも有効でしょう。



●完治まてに

五十肩の経過は非常に個人差が大きく、早い人で3ヶ月。長いと3年以上かかる人もおられます。

特効薬のようなものはなく、対症療法での痛みの軽減が基本となります。

何もしなくても時が経てば治る、とは言われていますが、マッサージやはり・運動療法を加えたほうが回復が早いと思われます。

実際マッサージ・はり治療で劇的に回復した例もあります。

継続的な治療、になるかもしれませんが、何もしないよりいろいろアプローチされたほうが良いのではないでしょうか。

症状別治療法1

2007-07-06

ウェルケアのあれこれと平行して、症状別のウェルケアでの治療法を紹介していこうと思います。



第1弾は「寝違い」です。



寝違いと聞くと、寝相が悪く変な格好で寝ていて起こる。という印象が強いですが、ほとんどの場合「疲労の蓄積」が原因と思われます。ハードな仕事をした後や長旅の後などに発症しやすく、首の筋肉に疲労物質が溜まり、少しの刺激で筋肉が硬直するために起こります。また首がこりやすい・姿勢が悪く常に首が緊張している、なども原因として挙げられます。

他に季節による要因も大きく、特に今のような梅雨時期には起こりやすい傾向があります。



●寝違いが起こったら

筋肉の炎症ですので、初期には安静と冷湿布を貼ることをおすすめします。痛みの程度にもよりますが、日にちが経つと今度は温めて血流を良くしたほうがいいでしょう。



●マッサージ・はりでの治療

基本的にはりを用います。

マッサージだけだと筋肉全体を押すので効果が得られにくいようです。

はりは痛めている部位をピンポイントに刺激でき、直接深部をほぐすことができるので効果的です。

当院での治療は、痛みの度合いにもよりますが、初めに上半身を軽くマッサージして表面の緊張をほぐし、次に痛めている部位や関連する場所をはりで刺激していきます。

途中痛みや動きの変化を確認してもらいながら、何度かはりを加えていくといった具合になります。



●コース

初回は50分の「半身マッサージ+はり」をおすすめします。

程度によって異なりますが、50分の中でマッサージとはりを組み合わせながらいろいろなパターンを試していきます。また、関連する緊張なども効果的にほぐしていけます。

初回ですっきり治らない場合、2度目以降は30分の「ワンポイントはり」がおすすめです。

このコースははりを中心にしながら痛い箇所を部分的にやわらげていくもので、初回の治療で程度を把握しているため、より効果的かと思われます。

痛みがひどい時は、このように何度か続けて治療することをおすすめします。



寝違いのように急性の痛みの場合、放置しておくと痛みが増していき、回復するのに時間がかかるようになります。

痛めたらなるべく早く治療することをおすすめします。

GW終わりましたね

2007-05-08

今年のGWは天気も良く、お出かけ日和でしたね♪

みなさんいかがお過ごしでしたか?お疲れは出ていませんか?



毎年なんですが、GWや正月など長期休みの後は患者さんが多くなります。休みといっても結構バタバタされ、後からどっと疲れがでるんでしょうね。

こんな時には我慢せず、早めに体をほぐしてリフレッシュされることをおすすめします。

なんだかお店のPRみたいですね(笑)

でも疲れはほっておくと頭痛やめまい、目のかすみや吐き気などいろいろな症状を引き起こします。

こりの慢性化を防ぐためにも、イベントの後や季節の節目などはからだを手入れされることをおすすめします。



あと一ヶ月すると梅雨…湿気がおおくなり痛みが出やすい季節になります。気候のいいこの五月を元気に過ごし、夏を迎えたいですね☆

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